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 初級コース解説

体格・運動
適切な食事と適度の運動で程よい体格を保つ

 人は、動くことによって、正常な身体が維持できるように造られています。動くことで、血液やリンパ液が流れ、組織内の体液も流れて、全身の細胞が呼吸し活動できる仕組みです。ジッとして動かずにいると、この流れが滞り酸素や栄養の供給がスムーズにできず、細胞が衰えてきます。

 また、使わない器官は萎縮が起こってきます。骨や筋肉は、使わずにいると細く弱く衰えてきます。内臓器官についても、同様のことが起こります。これを、非活動性萎縮(廃用性萎縮)といいます。人体は、『過度に使えば衰える、使わなくても衰える、適度に使えば発達する』というのが、原則です。

 運動不足は、脂肪や老廃物の蓄積も起こします。その状態が長く続くと、血管の中に不要物質が溜まって、脳や心臓の血管がつまる恐ろしい病気に発展する恐れも出てきます。メタボリック・シンドロームに該当する人がかかる、脳梗塞や心筋梗塞などです。そのような事態にならないよう、日ごろの生活を改善することが必要です。

 ところが、特別な運動を日常生活に組み入れるのは、時間的にも物理的にも難しいほど多忙な毎日を過ごしている現代人が多いのが実情です。そのような生活の中で、運動不足を解消するには、日常の動きが自然に適度な運動になるよう、動作のパターンを変えるのです。適度な動きと適度な負荷をかけるような動きを、習慣化するのです。簡単なことです。何事もおっくうがらずにこまめに動く。常に、スピーディーに動く。この2つの動きを、習慣にするのです。それで、充分適度な運動になります。

 たとえば、床や畳に座ったり立ったり、いすに座ったり立ったり、階段を上がったり降りたりする動きは、非常に合理的な全身運動になります。物を持ち上げたり、物を持って移動したり、身体をひねったり、前屈・後屈の動きなど、日常の動作は、バランスの良いあらゆる動きが含まれています。 

 特に筋肉を使いすぎて筋肉疲労が起こっているときは、出来るだけ早くストレッチを行って、使った筋肉を伸ばしておくと、炎症が起こりにくく、回復も早くなります。

 筋肉の力をいつまでも保っておくか、または強化したいのなら、アイソメトリックのトレーニングが合理的です。これは、1日1回、2~3分行うだけで効果があります。老若男女だれにでもできて、覚えるのも簡単です。

 体内に蓄積する脂肪や老廃物は、運動量の問題だけではなく、食生活が大きく関わっています。脂肪をはじめ高カロリーの物に偏らないよう、食事を改善することが大切です。

 食生活と動的生活のバランスをとり、体内に余計なものを溜めこまず、バランスのとれた体格をいつまでも保つよう心がけましょう。