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 初級コース解説

食生活

 食事は、生活の大切な一部です。
健康、コミュニケーション、豊かな生活等々、多くのことに深く関わる要素です。特に、健康面は、食事が大きく左右します。快適で楽しく、生き生きとした毎日を送っていくために、食生活を見直して改善する指標を見出しましょう。
 人の身体は、食物で養われ、100%食物で造られています。文字どおり、『食が血となり、血が肉となる』のです。そのため、食物の質によって身体の質も決定づけられてしまいます。
 大切な食生活をよりよく向上させていくために、普段の食事の内容をチェックし、問題点を把握して改善する方法を示すものです。

 食事は、家庭で作って食べるものというのは過去の話で、現代では、外食がほとんどという人も年々増加しています。

 普段は家庭料理が主で、時には外食も楽しむということであれば問題はないでしょう。外食が主という人は、いつかは支障が出ることが考えられます。なぜなら、2つの点で大きな違いがあります。

一つは、素材の質です。一般に家庭料理で使う素材は、比較的良質な物を選ぶことが多くなります。ところが、多くの外食店は、素材の質までこだわっている所が少ないのが現状です。生産法、農薬、化学物質などや、店での食材の扱いなどが、良くないことが多いのが現状です。

二つ目に、栄養素の質とバランスです。外食店では、お客さんの好みを優先するため、見た目や味を重視して、質を犠牲にすることが多くなります。

食事は、質とバランスを整えて作ったものを家庭で食べることを、生活の基本にすることが望まれます。

Q1
家庭料理と外食の割合

Q2
食事の量

 食事は、腹八分目がいいと昔からよくいわれます。これは、過食を戒める言葉として、だれでも知っています。

 食事は、適切な量を食べた時、最も良く消化でき、吸収率も利用率もベストになります。そして、体内に余計な老廃物を残すことも少なくなります。また、内臓に負担をかけなくて済みます。ひいては、疲労や障害を起こしにくくなります。

 適切な量は、個人差が大きいので、数字で量を決める必要はありません。日によって、体調によって、気分によって、季節によっても変化します。自分の感覚で、程よい量にしていけばいいのです。必ずしも、3食摂らなければいけないということはありません。消化器の受け入れ態勢が整っていないのに、無理に詰め込むようなことをすると、消化不良になり栄養にならずに老廃物になることが、多くあります。また、内臓にも大きな負担を強いることになります。

 したがって、食事は、食欲のある時に身体の要求に従って食べるということが原則です。

Q3
食事のスピード

 食事は、ゆっくりよくかんで楽しく食べると、消化が良く、消化器の負担も少なくなります。また、唾液が良く出て、食物の中の有害な物質や病原菌を破壊して、身体を守ります。そして、かむことによる刺激が脳に伝わって内臓の機能を活発にし、食事の量も自動コントロールされて、過食をしなくなります。

 急いで短時間に食べると、すべては逆になり、健康を害するようになります。

Q4
1日の食事の回数

 食事は、量や回数より、質が重要です。質の高い食事であれば、量は少なくても栄養は充たされます。最高の質の食事を、少ない回数摂るようにすると、身体も頭脳もその機能をフルに発揮できるようになります。人の身体は、実に精妙に出来ています。計算どおりにはいかないことの方が、はるかに多いのが事実です。

 逆に、量も回数も多い人は、能力をフルに発揮できないだけでなく、障害を起こしやすく、老化のスピードも確実に早くなります。特に、循環器(心臓、血管、)や、脳の障害を起こしやすくなります。

Q5
食事のスタイル

 食事時の状況や、食べ方は健康に大きく影響します。

 複数人で楽しく食事をすると、消化が促進されます。人は、快適な感情が働いているときは、自律神経とホルモンのバランスが整い、循環と代謝が活発になり、臓器全体の機能が上がります。それに伴い、胃腸のぜん動運動が活発化し、消化液の分泌も盛んになり、消化・吸収がとてもスムーズになります。

 ところが、イライラや心配事などを抱えながら、不快な感情のまま食事を摂ると、消化器をはじめ、臓器のすべてが機能低下を起こします。そのため、消化も吸収も低下し、栄養の利用率も下がります。また、頭をフル活動させながらの食事は、消化・吸収を悪くします。頭脳活動を活発に行っているときは、他の器官に充分な血液を回すことが出来ません。特に、消化器官は、お休み状態になります。食事の時は、食べることだけに意識を向けて、おいしく楽しく食べることが、食物の処理をスムーズにし、健康アップにつながります。

Q6
間食

 間食は、食の楽しみの一つで、色々なおいしいものを食べながら、人とのコミュニケーションの場を盛り上げることができます。楽しいおやつも、摂りかたや内容を注意しないと、生活習慣病の大きな原因になることがあります。

 間食で食べるものは、濃厚で高カロリーのものが多くなりがちです。卵、牛乳、油、砂糖など、が多く入っているものです。これらの食材は、注意しないと臓器に負担を与え、内臓脂肪や老廃物を増やす元になるものです。また、活性酸素を増やして、慢性病や老化の原因になります。量や回数を、控えめにする方が無難なものです。

 人は、毎日新しい細胞が生まれて、肉体の機能を保っています。ところが、年齢とともにこの細胞新生が衰えて、スピードが落ちてきます。それが、老化という現象です。だれでも、できれば避けたいものです。この老化のカギを握るものは、脳の中枢から毎日分泌されるホルモンです。老化を防ぐホルモンは、就寝中の熟睡時と、空腹時に分泌されます。ということは、食事を、3回・4回しっかり摂って、間食も頻繁に食べるというような食事をしている人は、老化が勢い良く進んでいくことになります。

 やはり、間食は控えめにして、その内容も、芋類、ナッツ、ドライフルーツ、せんべい類など、出来るだけ低カロリーや、体内で処理されやすいものにすることです。

 主食という存在があるのは、日本だけですが、これはとても合理的な食事の摂り方です。栄養のバランスがとりやすいのです。

 主食によって、最も多く必要なエネルギー源を取り入れ、良質な血液を造ることが出来ます。その他の栄養素は、補助的に副食(おかず)で摂ることができます。この主食と副食のバランスと質を良くすると、健康維持が大変楽になります。

 主食として優れているのは、生きている種子です。玄米、麦、そば、きび、あわ、ひえなどの穀類です。これらの穀類を、精製して白米や白麦にしたものは、出来るだけ控えめにして、生きていてバランス良く栄養素が含まれている穀類を摂るようにします。

Q7
主食

Q8
アルコール飲料

 酒は、百薬の長といわれています。日本酒やビールは、多くの栄養素と有効成分が含まれています。ほどほどに飲むのは、健康にプラスになります。しかし、飲み方を間違えると、マイナスに働きます。

 アルコールの適量は、個人差が大きいので、数字で決めることはできません。経験によって、自分で適量を見出すことが必要です。一つの目安としては、いい気分を感じるまでで、翌日にまで持ち越さない程度です。ただし、これは健康体の方にのみ言えることで、少しでも身体に障害がある場合は、飲むべきではありません。健康になってからにするべきです。

 アルコール飲料は、質を選ぶ必要があります。粗悪なものが、氾濫しています。素材のいいものを使い、しっかりと醸造されていて、有害な添加物など入れてないものを選ばなければなりません。

 種類は、栄養成分を考慮するなら、日本酒とビールがベストです。次に、ワイン、焼酎、ウィスキーなどです。健康な方が、適量の良質飲料を飲むのは、健康増進に役立ちます。

Q9
肉(牛、馬、羊、豚、鳥)

 肉類は、栄養素を多く含んでいますが、注意しないと不要なものを体内にため込んでしまうことにもなります。摂りすぎには、充分注意する必要があります。

 肉類は、タンパク質、ビタミンなどが多く含まれています。一方、脂肪や老廃物の元になるものも多量に含まれています。あまり、頻繁に摂ると、循環器(心臓、血管)や肝臓、腎臓などの大事な臓器を傷めることになりかねません。

 肉類を取る時には、野菜や海藻をたっぷり摂ることを忘れてはなりません。ビタミン、ミネラル、酵素などを同時に摂ることによって、肉のマイナス面を消すことが出来ます。特に、ネギ類(ネギ、ニラ、タマネギ、ワケギ、ナガネギ、アサツキ、ラッキョウ、ニンニクなど)、椎茸、かんきつ類(ミカン、ナツミカン、レモン、ユズ、スダチ、キンカンなど)等は、肉のマイナス面を消すために大きな効果があります。

Q10
一般的な食事健康法?

 一般的に健康に良いとされているものでも、注意しなければいけない事は、数多くあります。

 最近、水を多く飲むことが健康にいいといわれて、実行している方が大勢います。水は、人体にとって、なくてはならない最重要な成分です。水なしでは、生命活動が出来ません。大切な水ですが、摂り方を間違えると、有害になることもあります。
 たとえば、体内で水分がだぶついてむくんでいる方が、寒い冬に1Lも2Lも水を飲んだらどんなことが起こってくるでしょうか。そこまで極端なことは、あまりないでしょうが、それに近いことは、日常的に行われています。水は、1日の量を決めるのではなく、身体の欲求にしたがって飲むことが適量になるのです。人それぞれの体質により、活動量により、気温、湿度、天候、時刻などの条件が常に変化するのです。一律にすることは、大きな間違いです。
 また、水の質を良くする事も重要なことです。水道水は、浄化して使うことは、最低限必要です。ミネラルウォーターを使う場合は、不自然な手を加えてないものを選びます。

 牛乳や乳製品は、摂り過ぎると脂肪をためることにもなりますので、適量を摂るようにします。また、加工したものは、特に良く注意して選ばなければなりません。

 果物は、ビタミンや有効成分が豊富に含まれていますが、摂り過ぎると身体を冷やしたり、内臓下垂など、障害につながることがあります。
 旬の果物で、農薬など最小限使用のものを選ぶようにします。輸入果物は、大量の農薬が使用してありますので、できるだけ避けたほうが無難です。

 ビタミンは、大切な栄養素ですが、食物から摂るものが最も良質です。サプリメントのビタミンは、体内で効率よく利用されないものが多く、かえって負担になります。利用されないビタミンは、老廃物として処理されます。

 朝は、食欲がなくても無理して食べている方が、子供から大人まで非常に大勢います。受け入れ態勢が出来ていないところに、詰め込んだ食物は、消化が充分出来ません。そうなると、どんなに栄養価の高い食物でも老廃物になってしまいます。まずは、身体の受け入れ態勢を造ることのほうが、先決です。朝は、出来るだけ早く起床するようにすることです。そのためには、夜は早めに床につくよう心がけるのです。
 朝、食欲がない場合は、胃腸の負担にならない軽いものにしておくことです。場合によっては、朝食を抜いて、午前中の臓器が機能アップしやすい時間帯に、胃腸の調子を整えるよう努めることが得策です。
 軽い朝食は、葛(100%)、玄米粥、玄米クリーム、玄米重湯、そば粥、麦粥、雑穀粥などと、梅干を摂るくらいが良いでしょう。