上級コース解説

 ここでは、TLDプログラム上級コースを体験なさった方のために
フォロー解説をさせていただいております。ぜひ、ご確認ください。
動的生活

運動

日常活動……人体は、動くことによって正常に機能するようにできています。どんな
////////////にきれいな血液にしても、いかに心を安らかにしていても、動かなけれ
////////////ば体液が十分に循環できません。体液の循環が不完全になっていると、
////////////細胞は本来の機能を発揮できません。脳も、細胞でできています。脳と
////////////心は直結しています。したがって、運動不足は心にまで悪影響を及ぼし
////////////ます。
      『心・食・動』は、心身の健康のポイントです。常にほどよく動くこと
////////////が、大切です。特別な運動をしなくても、日常適度に動くことを習慣に
////////////しておけばいいのです。もっとも良い運動は、常にこまめにスピーディ
////////////ーに動くことです。歩くときは、2割くらい早めにします。荷物は、積
////////////極的に持つようにします。階段は、できるだけ回数多く上がるようにし
////////////ます。
////////////チョッとの用事でも、すぐ動くことです。どんなことでも、習慣になる
////////////と自然に苦もなくできるものです。
      大事なことは、動機です。動く習慣が健康につながり、健康が快適な生
////////////活のベースになり、ベースが安定していれば人生のすべてのことが円滑
////////////に流れていきます。そのことを確実に認識していると、健康レベルを高
////////////上していこうという動機が強くなります。
 ◆ 運動……全身のバランスがとれた動きが、ベストの運動です。
     //ウォーキング、水泳、ハイキング、ダンスなどは、バランスのよい運動
////////////です。
      掃除、畑仕事なども、よい運動になります。
      筋力アップは、アイソメトリックスが短時間で効果のあがる合理的な運
////////////動です。
 ◆ 健康法…積極的に健康増進につながる健康法が、様々あります。合理的な健康法
////////////を実践するのは、プラスになります。
      たとえば、ヨーガ、西式健康法、太極拳、真向法、自彊術などです。

姿勢

 普段、姿勢が悪いまま生活していると、あらゆる病気をおこす原因になります。就寝中、座っているとき、歩行中など、どんな場合も姿勢は重要です。正しい姿勢を意識して習慣化すれば、楽に保つことができます。

呼吸

 健康をはじめ、スポーツ、音楽、武道、体操、学習など、あらゆる分野において、呼吸は基本です。呼吸が整っていると、進歩が早く、能率が増し、疲労が少なく、ミスが少なく、能力がフルに発揮できます。
 呼吸法といわれるものには、数え切れないほどの種類があります。どんな呼吸法も、深くゆっくり腹で呼吸することが基本です。
 下腹を大きく動かして ゆっくり呼吸をすることによって、肺全体が大きく膨らみます。こうして、肺内部の圧力が上がり酸素の吸着率が良くなって、血液中の酸素量が増えます。酸素量が増加すると代謝が上がり、細胞の基本機能が高まります。脳細胞にも、酸素の供給が増加して、脳機能が高まります。それにつれて、脳の中心に位置する脳幹の機能が向上するため、ここから全身に伸びている自律神経系の機能が高まります。脳幹には、ホルモン系の中枢があり、全身のホルモンバランスも整います。そのため、精神が安定してきます。
 腹式深呼吸は、下腹を大きく動かすと、同時に横隔膜が上下に大きく動きます。この横隔膜と腹膜が連動する動きは、内臓を内側から伸縮させ、すべての器官の血流を大幅に増加させます。これによって、肝臓、腎臓、腸、心臓、膵臓など、あらゆる器官の機能が高進します。腹部の奥には、自律神経の集合(腹腔神経節=太陽神経節)があり、ここを適度に刺激するため、自律神経の機能は、さらに高まります。その結果、心の安定に大きく反映します。
 たびたび腹式深呼吸を実行していると、普段の呼吸が腹式呼吸になります。通常の呼吸が腹式になると、長い間には計り知れない恩恵が得られます。

入浴

 適切な入浴は、心身の疲労をとってリラックスするのに大変効果があります。
 入浴のタイミングは、満腹のときと食事の直前を除いていつでも結構です。食事の直後は、入浴によって全身の血行がよくなると、血液が消化器に十分供給できなくなり消化の妨げになります。同じ理由で、入浴直後も消化にマイナスになります。食後の入浴は1~2時間後、入浴後の食事は30分後くらいの間をおくことが必要です。
 湯の温度は、リラックスが目的なら39~40度くらいのぬるめの湯、リフレッシュが目的なら41~43度くらいの熱めが適切です。湯温は、自分の感覚で判断したほうが無難です。風呂用温度計は、誤差が大きく信頼できるものはありません。湯沸機の設定温度は、不正確です。
 湯から上がるときに、シャワーで水をかけて出ると保温効果が高まります。水を数秒かけて、皮膚に冷刺激を与えるだけで十分です。身体の深部まで十分温まってから、そのまま出ると害が出ることがあります。全身がよく温まると、ほとんどの関節が弛緩しています。その状態で動き回ると、脊柱、骨盤、ひざ、足首などに負荷がかかり関節の故障をおこす場合があります。関節の故障は、ときとして内臓にまで影響をおよぼします。関節が弛緩しているところへ冷刺激を与えると、瞬間に収縮して元の状態に戻ります。その後に動くのは、なんら問題ありません。
 多くの方が、半身浴を行うようになってきました。下半身をよく温めると全身の血行が盛んになって、冷え性の改善や循環器の機能が高まります。反面、副作用も重大です。熱めの風呂で、下半身を長時間温めていると腸内が温まってきます。腸は、37.2度のときもっともよく機能します。この温度をこえると、腐敗がおこってきます。腸の中に肉や魚が入っていると、強い毒性物質を発生します。この物質は吸収され全身に運ばれて、いたるところで障害をおこします。長期間続けると、病気をおこす恐れがあります。一方、座浴の場合は湯につけるのが骨盤までなので、高い効果が得られます。
 湯は、水道水より地下水の方が適しています。水道水は、塩素やトリハロメタンなど化学物質が多く含まれています。温度を上げると蒸発して、浴室内に充満する恐れがあります。地下水でも浄水器を通した方が良いのですが、水道水よりは安全です。地下水は、ミネラルが豊富に含まれているので、温泉と同様の効果も期待できます。
 浴室で使う石けんは、固形のシンプルな有害添加物が入っていないものを使うようにしないと危険です。液体のボディシャンプーなどは、最悪です。洗髪用のシャンプーも、安全なものを使うようにしなければ危険です。通常の洗剤類には、化学合成の界面活性剤が含まれています。この物質の共通点は、浸透性と分解力です。強力なこの性質をもっているものは、細胞の核にまで侵入して徐々に障害を与えていきます。この影響が長期にわたると、非常に恐ろしい結果を招きます。
入浴は、普通に入るだけでもリラックス効果がありますが、湯中に有効成分を入れると血流促進・代謝促進・精神安定などの効果がより高まります。
(1) 有効成分
  ◆ ミネラル(粉末)……5~10g(大さじ1~2杯)   
  ◆ 塩……5~10g
////◆ 重曹(炭酸水素ナトリウム)……5~10g
////◆ ハーブ……ラベンダー、ローリエ、カモミール、ペパーミント、
/////////////////ローズマリー、セージ、タイム、バジル など
  ◆ 果物の皮……ミカン、ユズ、カボス、スダチ、ボンタン、リンゴ、モモ、
///////////////////カキ など
  ◆ 野草……ヨモギ、クズ、ショウブ、ユキノシタ、タンポポ など
  ◆ 茶……緑茶、紅茶、
  ◆ 木の葉……松、栗、桃、杉、桧、柿、ひば、楠 など
  ※ ぬるめの湯にゆっくり入るとよい……39~40度
                     10~15分

睡眠

 質のよい睡眠をとることは、健康維持の大切な条件です。人は睡眠中に心身の疲れをとり、日中の生活で発生した歪みを修正し、翌日のエネルギー源をたくわえ、活動に必要な様々な物質を生成し、翌日の活動に備えます。その準備が不十分だと、翌日にトラブルをおこすことになります。
 畳の上に自然素材の寝具を敷くのが、ベストです。ベッドなら、畳ベッドがよいでしょう。寝具は、絹、綿、ウール、真綿、羽毛などの素材が深い睡眠を誘います。夜着も、自然素材のものを選びます。寝室には、植物、炭などを置くと空気が浄化されます。
 ハーブなどを、ほのかに香る程度に置くと入眠がスムーズになります。 嗅覚から入る信号は、脳や神経系に大きな影響を与え、自律神経と心を安定させ、ホルモンバランスを整えます。
 精油(ハーブ等、植物エキス)を使用する場合は、100%天然の新鮮なものでなければ、充分な効果が期待できません。
精神安定に効果のあるハーブ
 ラベンダー、ジャスミン、イランイラン、クラリセージ、ベルガモット、バジル、ネロリ、ローズ、ゼラニウム、タイム、ホーリーフ、フランキンセンス、サンダルウッド、サイプレス、ジュニパー、パチュリー、ペパーミント、アプリコットカーネル、マンダリン、レモンバーム、カモミール、
音楽
音楽も上手に使うと、入眠に効果的です。音の刺激は脳に大きく作用します。精神を鎮静させ、心身のくつろぎを誘う音楽を、小さい音量で寝室に流しておくと、眠りに入りやすくなります。
 
【眠りを誘う曲】

モーツァルト
◉ ピアノ協奏曲第20番
/////ニ短調K466「ロマンツェ」
◉ ピアノ協奏曲第24番
/////ハ短調K491 第2楽章
◉ クラリネット協奏曲イ長調
 ///K622 第2楽章
◉ 子守歌

バッハ
◉ ゴールドベルク変奏曲

シューベルト
◉ 子守歌
◉ アヴェ・マリア

メンデルスゾーン
◉ 真夏の夜の夢

グノー
◉ アヴェ・マリア


ヴィヴァルディ
◉ ヴィオラ・ダ・モーレとリュートの//////////////ための協奏曲 ニ長調

ショパン
◉ ノクターン・ホ短調 作品72-1

リヒャルト・シュトラウス
◉ 英雄の生涯

ワグナー
◉トリスタンとイゾルデから前奏曲と
/愛の死 

ブラームス
◉ 子守歌
◉ 眠りの精

ショーソン
◉ 詩曲

ドビュッシー
◉ ピアノ・ソナタ「夢」
◉    〃   「雨の庭」
◉ 牧神の午後への前奏曲
◉ 海

ショパン
◉ ピアノ協奏曲第1番ホ単調作品11


グリーグ
◉ 抒情組曲

ラヴェル
◉ 組曲「マ・メール・ロワ」
◉ 眠りの森の美女 パヴァーヌ

ナデル
◉ マメール・ロワ

リムスキー・コルサコフ
◉ シェラザード

リゲティ

◉ ロンターノ

エリック・サティ
◉ ジムノペディ 第1番
◉ カマラータによる新しいサティ

リヒャルト・シュトラウス
◉ 交響詩「ドン・キホーテ」